
ラブラドール・レトリーバー(ラブラドール・レトリバー、もしくはリトリーバーとも言う。英:Labrador Retriever)は、大型犬に分類されます。
元来、レトリーバー(回収する犬―Retrieveする者)と呼ばれる猟犬の一種であるが、現在はその多くが家庭犬として、または盲導犬、警察犬などとして飼育されています。
特徴は
「ラブラドール」という名前は、カナダ・ラブラドル半島に由来します。元々ニューファンドランド島(現在は半島と同じニューファンドランド・ラブラドール州に属する)にいた「セント・ジョンズ・ウォーター・ドッグ」(現在は絶滅)と
「ニューファンドランド犬」とを交配させて19世紀に生まれた犬です。
ニューファンドランド犬との誤解を避けるため、後年イギリスのブリーダーによりラブラドールと名付けられました。
もともとの作出目的は、ラブラドル海流が作る冷たい海の中で、網の牽引や網から脱落したニシン・タラの回収などの、漁業関係の作業犬です。
その後、イギリスに渡って打ち落とした水鳥の回収を業とする犬に改良され、現在の作業犬の基礎となった。現在では盲導犬・聴導犬・介助犬・災害救助犬・麻薬探知犬など多様な仕事をしています。
イギリスの犬種別出産登録数では、ここ数年、二位以下に大きな差をつけてラブラドール・レトリーバーが首位を維持しています。アメリカにおいても、ラブラドール・レトリーバーは10万頭を超える圧倒的な数で登録数のトップを占め続けています。
世界で最も飼育されている頭数の多い犬の一つと言えるでしょう。
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テーマ:犬との生活
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