
グレート・デーンは、大型犬の一犬種です。
大きな体格と穏和な性格の家庭犬(Canis lupus familiaris)として知られています。
「優しい巨人(Gentle giant)」、「犬の中のアポロン神(Apollo of all breeds)」と言われ、ジャーマン・マスティフと
呼ばれることもあります。
アイリッシュ・ウルフハウンドと並び最も体高がある犬種で、最近まで最も背の高い犬としてギネスブックに
掲載されていました。1965年にはペンシルバニア州の州犬となっています。
グレート・デーンがショードッグとして求められる体高、体重は各ケネルクラブで異なります。
しかしながら一般的には最少の体重は45-54kg、最少の体高は71-81cmとされます。
ほとんどの犬種スタンダードでは本犬種の最大の体高、体重は指定されませんが、大きなオスだと91kg以上
になります。
2004年8月には、カリフォルニア州グラスバレーのGibsonという名前で体高107cmのグレート・デーンが、
世界で一番体高のある犬としてギネス・ブックに記載されました。
被毛は
アメリカンケネルクラブでは以下の六色がグレート・デーンのスタンダードとして認められています。
フォーン - イエローゴールドで頭部はブルー。眼と眉はブラックで、他に耳と尾の先がブラック。
ブリンドル - フォーンとブラックとの斜めの縞模様。タイガーストライプとも言われます。
ブルー - スチール・ブルー(鉄灰色)。胸や脚先に見られるホワイトのマーキングは望ましくない。
ブラック - 光沢のあるブラック。胸や脚先に見られるホワイトのマーキングは望ましくない。
ハールクイン - 地色はピュア・ホワイトで、黒系の斑点が身体全体にあるが首はホワイトが好まれます。
マント - ホワイトにブラックの毛が頬から肛門まで身体上部を覆う。顔のホワイトのぶちは任意とされ、肩部、胸部はホワイトが好まれる。脚はホワイトが混じっているか、あるいはホワイト一色、尾は先端がホワイトのブラックが好まれます。
ホワイト、フォーンクイン、マール、マールクイン、フォーンマントなど、その他の色の被毛もときおり見られますが、
ドッグショーでは認められず、そのためブリーダーからは歓迎されていません。
スタンダード以外のこれらの色は「希少色」として売られている場合もあるため、注意が必要です。
また、「マウスグレイ」が含まれている場合は、どんな被毛であってもショーに出陳することは出来ません。
断耳
断耳はアメリカでは一般的ですが、ヨーロッパではあまり実施されていません。
イギリス、デンマーク、ドイツ、オーストラリアやニュージーランドの一部の地域などでは、健康上やむを得ない場合に獣医師が行う場合を除き、断耳は禁止あるいは制限されています。
断耳は、狩猟時にオオカミやイノシシに耳を噛まれたり、引っかけられたりするのを防ぐことがそもそもの目的だったのですが、現在では、ショードッグとして王侯貴族のような威厳に満ちた外観を表すために断耳されています。
性質
大きく堂々たる外観とは異なり友好的で、しばしば「優しい巨人」と呼ばれます。
一般に他の犬、犬以外のペット、野生動物、見知らぬ人間や子供に対しても穏和です。
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